Q.田舎暮らしをしていくうえで、その土地土地の人間関係がものすごく大変って聞いたんですけど…。何だか、うまくやれないと村八分にされるような勝手なイメージがあります。
A.そこまで神経質にマイナスのイメージを持つ必要はないと思います。最終的には自分の気持ち次第、そして近所の方々のお気持ち次第です。田舎にそういったイメージを持たれる方は多いですが、多分それは田舎に溶け込めなかった人たちが立てた噂に尾ひれがついた結果だと思いますよ。
都会に住んでいたって、隣近所とのトラブルは時々ありますよね?ゴミの出し方にうるさい人が近くに住んでいたり、夜中のちょっとした物音に敏感な人が隣にいたりすると、言い合いになったり険悪な雰囲気になったりすることはあり得るはずです。結局、これは自分と隣人の相性が悪かったり、隣人が神経質だったりすることから起こる問題なわけです。
最終的には田舎暮らしだって同じです。たまたま隣に住んだ人がおおらかであれば住みやすいですし、神経質な人であれば配慮が必要になります。重要なのは近所の様子を良く観察し、臨機応変に対処することでしょう。また、あとから来た新参者なのですから、ある程度は既存のルールに順応しようとする努力も必要になります。それが出来ない人が快く思われないのは、どんな場所でも同じですね。
都会だから、田舎だからというのではなく、どんな場所でもトラブルにならないよう留意することは重要です。当たり前のことを当たり前にやっていれば、田舎暮らしだからといって一概に人間関係のトラブルが起きやすいというものではないと思います。